この日の日記は結構酷いもので、チンネンですら人におおっぴらに公開する気にはなれないので、ひっそりと書きます。

父上が札幌に仕事で来ていて、一緒に飲もうって誘われてたので、夜にすすきのに向かいました。

父行きつけの海産物が美味しい居酒屋に連れて行かれたんだけど、席について乾杯を済ませた直後に言われた言葉が「父さんの会社が倒産しちゃったよ」。父もある程度の年齢なので、そろそろ隠居を考えていたらしく、これからはゆったりと過ごすそうです。

2時間後くらいに姉も合流して、色々話してたんだけど、チンネン家って全員酷いポジティブだわ。会社が倒産した事すらプラスに考えられる父ってすごいね。姉の自信満々っぷりを見ていたら、自分はまだまだだなと思わされました。

2軒目は父の知り合いが経営してる、小さなスナックへ行きました。夫婦で30年くらいやってるらしいんだけど、店では夫がギター弾いたりしてくれて、目新しい感じでした。

適度に飲んでて、楽しくなってたんだけど、気付いたら12時を回っていて終電の時間がなくなったので、姉の家に泊めてもらいました。

姉は小さな頃から天才ロードを歩み続け、中学校から大学院を卒業するまで偏差値70以上をキープし続けた天才です。大学入試のセンター試験は教科平均点が98点だったらしい。全国模試とかでも上位者に名前が入る感じ。そんな姉に劣等感を感じながら成長してきたチンネンなのですが、姉のゴージャスな生活を見て久しぶりに劣等感を感じてしまいました。

大学の修士課程を卒業し、就職して1年足らずなのですが、完全にセレブの暮らしをしていました。唯一部屋に難点をつけるとしたら、使用していた毛布が実家から持ってきたもので、デザインがダサいって事くらい。

父は祖父の家に帰って姉と二人だったので、自分の身の回りの立ち入った話をしていました。そんな流れで姉が発した一言がチンネンにとって悪夢の始まりでした。

姉「チンネンってネット上でブログとか書いてるんでしょ?」

チ「えー!!なんで知ってるの?」

姉「適当に言っただけ。書いてるなら見せろ!」

チンネンの家族内権力ピラミッドの頂点に位置する姉の脅しに歯向かえるわけもなく、この日記を公開する事になりました。

「風俗ってどうなの?」とか、非常に気まずい雰囲気になりつつも、「親にだけは絶対教えないで下さい」と念を押してなんとか納得されたようです。

この日記の監視範囲がありえない方向に拡がってきたけど、チンネンは変わらず「オナニー」という言葉を使用して日記を書いていきたいと思います。

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