Dir en greyライブレポート

Dir en greyのライブに行ってきました。
メンバーはFAKE、NERO、はんだ、チンネン。

学校が始まる日だったので、学校行ってゼミ室に行って教授から「卒論の相方はゴジラ君だから」って事を伝えられて絶望。ゴジラ君はかなり無口で見た目で童貞確定な22歳の人です。頑張る子である事を期待したいです。

学校が予想以上に長引いて開場の30分前に駅に到着しました。駅ではゴスロリの変な人がいっぱいいたので、Dirの曲を歌ってたら回りの人全員が反応してきてビックリしました。

会場に到着してみるとそこは狂気の世界。普通の服装をしていた俺が完全に浮いてました。コスプレ率90％。女子プロレスラーのようなコスプレの女の子や、ピンクのメイド服を着た女の子や、半裸の女の子がいました。

開場を待っていると、小野坊とサカイトグがやってきて、「チケット無いんだけどどうしたらいいべ？」って聞いてきたので、「周りにいる人に適当に声かけてみたら誰か余ってるかもよ」って言うと、彼らは会場前でたくさんの人に声をかけてました。当然のようにチケットは手に入らず、小野坊は側転しながら会場を去っていきました。

開場時間になり、自分の座席に座りました。FAKEは色々な手法でチケットを入手したらしく、俺はみんなとは隣にならずに一人で鑑賞する事になりました。

開演10分前に隣の座席の人がやってきて、来た瞬間に俺は失神寸前。香水がきつすぎるのよ。しかもデブでミニスカート。その隣にいたデブの友達は普通の人っぽい感じだったけど、デブがハイテンションで「このジャケット生協で1900円だったさ〜」とか言っててDirライブの空気ブチ壊し。

会場が暗くなっていよいよDirの登場。

今回のライブでやるアルバムの曲は50回くらいループして聞いてたんだけど、一曲目と二曲目は判別できず。京が歌詞を歌ってないのと高音の時に音を外すので序盤はかなりテンションが下がりました。周りの人達は激しく頭を振りながら乗ってるけど、俺は曲わかんないんで、って感じで立ち尽くしてました。

三曲目にはアルバムの中で一番好きな【朔〜saku〜】が始まって、やっと曲を判別できて俺もテンションUP。会場内のアホ達を真似て狂ったように頭を振ってました。

MCでは一切しゃべらないで、京がマイクを胸に強打したり、ステージに頭をぶつけて「ゴン！」って音を鳴らしたりするプレイング。あれはかなり痛そう。

4，5，6曲目も勿論判別できずに、前日徹夜のダメージがちょっと出てきたので、会場総立ちの中で俺一人が着席しました。この時点でライブには飽きて「GLAY聞きたいなぁ」と思ってました。

ふと顔を上げてみると、なぜか「アンコール」の言葉が。中盤からアンコールまで俺は寝ていたようです。アンコール用の曲も予習してきたつもりだったんだけど、全部わからず。

会場を出てみんなと合流して俺が「アンコールの歌はなんて曲？」って聞いたら全部聞いた事がある曲でした。ライブのフィナーレは「Child Play」だったようです。俺は微妙に耳が悪いんだけど、叫ぶアーティストのライブに行く権利は無いようです。京がアドリブで途中色々叫んでたんだけど、俺は全部聞き取れず。

ラスト付近で周りの人が「京様〜」って絶叫してたので、俺も「腹減った〜」って絶叫してみたら、隣のデブと前の人がびっくりしながら俺の方を見てきました。

俺以外の3人はライブに大満足したようで俺と3人の間には激しい温度差がありました。

実は有名アーティストのライブに行ったのは初めてなんだけど、あんまり好きじゃないアーティストのライブに行くと場違いな感じで楽しみきれません。今度は自分がトキメキを感じてるアーティストのライブに行きたいです。

ライブ後は狸小路のパスタ屋にいって、ライブ反省会。その店では隣にいた人が明らかにライブ行った人で、話の内容のみで間接的コラボレーション。隣の人が「京様痛そうだったね」って言ったら俺らも似たような話題になったり、逆だったり。

そこで解散して帰宅。

今日悟ったのは「ビジュアル系好きの女の子と付き合う事は絶対ない」って事です。好きな子がDirのライブで激しくヘドバンしてたら確実に惹くわ。