ライター期間日記11月30日〜
2005年12月22日 マジック コメント (3)世界選手権のライターとして横浜に行く事になった。
世界選手権の二日前に東京に着いて、フランク、風来のとききもと酒を飲んで、前日に横浜に入った。
今回のライターは慶太さんとカワサキさんとYossyさんと真木さんで、真木さん以外のメンバーと合流して、親睦会として食事会をしました。
カワサキさん以外とは面識があって、少しお話した事はあったんだけど、yossyとも慶太さんとも深いお話はした事がなくて、この食事会が初対面みたいなものでした。
とりあえずライターのキャラ紹介。
慶太さんはマジックミーハーとして神の存在で、すごく真面目で出来る人を想像してたんだけど、実際はかなりアグレッシブで面白い人だった。記事の内容から推測したキャラクターとは少し違ったんだけど、良い意味で予想を裏切られた。本人は「天然なんです」と言っていたけど、最終的に慶太さんの天然を認識する事はできなかった。
yossyは前に少し話した印象と記事から、真面目そうな人だなと思っていて、本当に真面目な人だった。強いて言うならイジられキャラなのかな。ライターっていうものを何にも知らない俺に優しく色々教えてくれた。yossyが部活の先輩だったら絶対に後輩にモテるはず。
カワサキさんは日本選手権で諸藤さんの記事が叩かれていた事くらいしか知らない。基本的にこの人は面白い人なんだけど、最初っから俺に敵意むき出しで向かってきて、最初っから最後まで印象は最悪。初日のホテルはカワサキさんと同じ部屋だったんだけど、あまりにも嫌いすぎて慶太さんに無理を言って二日目からはカワサキさんと同室じゃなく、yossyと同室にしてもらった。生理的に受け付けないっていうのかな。相手も俺に対して同じ事を思っているはず。
食事会がスタートした瞬間に3人から「チンネンが酒飲んで暴走する姿が見たい」って言われて、ここは期待に沿わなきゃ駄目なのかって考えたけど、ライター初日から二日酔いとかありえないので、拒否って普通に食事するだけにしました。
ライターをしている3人の会話はすべてがアンダーグラウンドで、日記で書ける内容なんて何一つありません。
帰って4ドラして負け。
初日
朝早くに起きてシャワー浴びて準備万端。
会場の隅に作られたライターブースに入って、周りにいる偉い人たちにビビってました。BrianDavidMarsialやらScotJohnsやら。隣にジャッジ達の溜まり場があって、ミヤケンさんが俺の元にやってきて俺の肩を揉みながら「チンネンはできる子だから記事に期待してるよ」とプレッシャーをかけてきました。
殿堂入りプレイヤーの式典があって、アランカマー、トミーホビー、オーレラーデ、ダーウィンキャッスル、ジョンフィンケルといった今ではあまり見られない神様達を拝んだ。ジョンフィンケルは俺がマジックの本を一番読んでいた時代の神様だから、生で見れた事に感動した。
式典が終わった後は1ラウンド目の記事を書く準備をして、1ラウンド目のペアリングが発表されて、オタオタしてたら、「最初だから好きな対戦の記事書いていいよ」って言われて、秒でガブリエルナシフVS格さんに決めた。ナシフは俺が今世界で一番好きなプレイヤーだし、格さんは生き神様でデュエルを見てみたいから。最初はデュエルの流れを全部書いておいて後で文を書けばいいって言われてたから、デュエルで起こった事のみを書いてた。
試合が終わってデッキリストを全部打ち込むって事を聞いてナシフがバベルだった事を怒られた。頭にあったライブカバレッジってものを再現しつつ勢いで文を書いたらすぐに書き終わって2ラウンド始まる前に書き終わった。
テンパりながらも初日が終了して、食事会で真木さんに「チンネンの文は翻訳が足りない」って突っ込まれた。デュエルをデュエルとしてだけ再現するんじゃなくて、場の状況を読んでる人もわかるように整理して書いたほうがいいよってアドバイスをもらった。
食事しながらドラフトしたいってみんなが言ってて、ピックだけした。ライターも結局酷いマジックジャンキーなんだなと思った。
二日目
初日にみんなに突っ込まれた事を意識しつつ、自分の味を出そうとして書いてたら1ラウンド目の記事が書き終わったのが3ラウンド目くらいだった。流石に遅すぎるなと思って、それ以降は適度な時間で書いた。
カバレッジを見る側としてだけだった時は、「遅いな。早くしろ」みたいに思ってたけど、自分でやってみると早く書けるわけない。一人で毎ラウンドとかカバレッジする事もあるらしいけど、それは流石に超人だと思いました。
二日目はリミテッドで、ラブニカにほとんど触ってなくてカード名がわからなくて苦戦した。カードの効果を言うとyossy大先生がすぐにカード名を教えてくれた。少なくとも50回は大先生にカード名聞きました。
三日目
エクステンデット。
少し記事を書くのに慣れてきたせいで、集中力が切れる時間があった。
モリカツが12−1から0−3−1して、最終戦勝ち縛りになってその記事を書かせてもらった。毎ラウンドモリカツと話してたけど、本人もラウンド毎にテンションが落ちてきていってて、もしかしたらベスト8に入らないかもって俺も少し思ってた。
対戦相手は赤白ボロスでモリカツは青白セプターチャント。
俺は対戦相手の側に座ってて、3本目にモリカツがフルタップで《神の怒り/Wrath of God》打った時のライフが4で相手の手札に《稲妻のらせん/Lightning Helix》があって、墓地に《炎の稲妻/Firebolt》が2枚。「なにも引くな〜」って心で強く祈った。その時はあまりの緊張で俺の手が震えてた。
そのターンは何も引かなかったけど、モリカツ負けたっぽいなぁと思ってたら、対戦相手がモリカツの変なマナの残し方に怯えて、呪文をキャストしないままにターンが進んでモリカツが勝った。ギャラリーがいっぱいいて、何人かが泣いてた。俺が泣いてるの認識したのは大澤と慶太さんとモリカツ本人と俺。
試合の展開もモリカツがベスト8入り確定させた事もかなり感動的だったんだけど、モリカツがベスト8入ったのが嬉しくて賞賛の言葉をかけ続けてたら時間がなくなって、この試合の記事の最後の部分が薄くなってしまった事が悔やまれる。
慶太さんは何を書いても豊富なボキャブラリーで俺を褒めてくれて、最高の上司だった。最後まで俺みたいなゴミに敬語で喋り続けてたのも慶太さんの人格の良さなのかもしれない。
四日目
国別対抗戦。
日本勢のピックを追い続けてたんだけど、ラウンドが進む毎にそれぞれのキャラクターが浮き彫りになってきて、観戦してて面白かった。大礒鬼神、諸藤さん守護神、イチローなだめ役。
浅原さんとベスト8で戦ったヤソコン使ってた人はピック中荒々しい雰囲気だったけど、ピック後のインタビューでは面白い兄ちゃんだった。個人戦でベスト8に二人入ったチームで、残りの一人のイジメられ方が面白かった。どこの国だったか忘れたけど。
世界選手権の二日前に東京に着いて、フランク、風来のとききもと酒を飲んで、前日に横浜に入った。
今回のライターは慶太さんとカワサキさんとYossyさんと真木さんで、真木さん以外のメンバーと合流して、親睦会として食事会をしました。
カワサキさん以外とは面識があって、少しお話した事はあったんだけど、yossyとも慶太さんとも深いお話はした事がなくて、この食事会が初対面みたいなものでした。
とりあえずライターのキャラ紹介。
慶太さんはマジックミーハーとして神の存在で、すごく真面目で出来る人を想像してたんだけど、実際はかなりアグレッシブで面白い人だった。記事の内容から推測したキャラクターとは少し違ったんだけど、良い意味で予想を裏切られた。本人は「天然なんです」と言っていたけど、最終的に慶太さんの天然を認識する事はできなかった。
yossyは前に少し話した印象と記事から、真面目そうな人だなと思っていて、本当に真面目な人だった。強いて言うならイジられキャラなのかな。ライターっていうものを何にも知らない俺に優しく色々教えてくれた。yossyが部活の先輩だったら絶対に後輩にモテるはず。
カワサキさんは日本選手権で諸藤さんの記事が叩かれていた事くらいしか知らない。基本的にこの人は面白い人なんだけど、最初っから俺に敵意むき出しで向かってきて、最初っから最後まで印象は最悪。初日のホテルはカワサキさんと同じ部屋だったんだけど、あまりにも嫌いすぎて慶太さんに無理を言って二日目からはカワサキさんと同室じゃなく、yossyと同室にしてもらった。生理的に受け付けないっていうのかな。相手も俺に対して同じ事を思っているはず。
食事会がスタートした瞬間に3人から「チンネンが酒飲んで暴走する姿が見たい」って言われて、ここは期待に沿わなきゃ駄目なのかって考えたけど、ライター初日から二日酔いとかありえないので、拒否って普通に食事するだけにしました。
ライターをしている3人の会話はすべてがアンダーグラウンドで、日記で書ける内容なんて何一つありません。
帰って4ドラして負け。
初日
朝早くに起きてシャワー浴びて準備万端。
会場の隅に作られたライターブースに入って、周りにいる偉い人たちにビビってました。BrianDavidMarsialやらScotJohnsやら。隣にジャッジ達の溜まり場があって、ミヤケンさんが俺の元にやってきて俺の肩を揉みながら「チンネンはできる子だから記事に期待してるよ」とプレッシャーをかけてきました。
殿堂入りプレイヤーの式典があって、アランカマー、トミーホビー、オーレラーデ、ダーウィンキャッスル、ジョンフィンケルといった今ではあまり見られない神様達を拝んだ。ジョンフィンケルは俺がマジックの本を一番読んでいた時代の神様だから、生で見れた事に感動した。
式典が終わった後は1ラウンド目の記事を書く準備をして、1ラウンド目のペアリングが発表されて、オタオタしてたら、「最初だから好きな対戦の記事書いていいよ」って言われて、秒でガブリエルナシフVS格さんに決めた。ナシフは俺が今世界で一番好きなプレイヤーだし、格さんは生き神様でデュエルを見てみたいから。最初はデュエルの流れを全部書いておいて後で文を書けばいいって言われてたから、デュエルで起こった事のみを書いてた。
試合が終わってデッキリストを全部打ち込むって事を聞いてナシフがバベルだった事を怒られた。頭にあったライブカバレッジってものを再現しつつ勢いで文を書いたらすぐに書き終わって2ラウンド始まる前に書き終わった。
テンパりながらも初日が終了して、食事会で真木さんに「チンネンの文は翻訳が足りない」って突っ込まれた。デュエルをデュエルとしてだけ再現するんじゃなくて、場の状況を読んでる人もわかるように整理して書いたほうがいいよってアドバイスをもらった。
食事しながらドラフトしたいってみんなが言ってて、ピックだけした。ライターも結局酷いマジックジャンキーなんだなと思った。
二日目
初日にみんなに突っ込まれた事を意識しつつ、自分の味を出そうとして書いてたら1ラウンド目の記事が書き終わったのが3ラウンド目くらいだった。流石に遅すぎるなと思って、それ以降は適度な時間で書いた。
カバレッジを見る側としてだけだった時は、「遅いな。早くしろ」みたいに思ってたけど、自分でやってみると早く書けるわけない。一人で毎ラウンドとかカバレッジする事もあるらしいけど、それは流石に超人だと思いました。
二日目はリミテッドで、ラブニカにほとんど触ってなくてカード名がわからなくて苦戦した。カードの効果を言うとyossy大先生がすぐにカード名を教えてくれた。少なくとも50回は大先生にカード名聞きました。
三日目
エクステンデット。
少し記事を書くのに慣れてきたせいで、集中力が切れる時間があった。
モリカツが12−1から0−3−1して、最終戦勝ち縛りになってその記事を書かせてもらった。毎ラウンドモリカツと話してたけど、本人もラウンド毎にテンションが落ちてきていってて、もしかしたらベスト8に入らないかもって俺も少し思ってた。
対戦相手は赤白ボロスでモリカツは青白セプターチャント。
俺は対戦相手の側に座ってて、3本目にモリカツがフルタップで《神の怒り/Wrath of God》打った時のライフが4で相手の手札に《稲妻のらせん/Lightning Helix》があって、墓地に《炎の稲妻/Firebolt》が2枚。「なにも引くな〜」って心で強く祈った。その時はあまりの緊張で俺の手が震えてた。
そのターンは何も引かなかったけど、モリカツ負けたっぽいなぁと思ってたら、対戦相手がモリカツの変なマナの残し方に怯えて、呪文をキャストしないままにターンが進んでモリカツが勝った。ギャラリーがいっぱいいて、何人かが泣いてた。俺が泣いてるの認識したのは大澤と慶太さんとモリカツ本人と俺。
試合の展開もモリカツがベスト8入り確定させた事もかなり感動的だったんだけど、モリカツがベスト8入ったのが嬉しくて賞賛の言葉をかけ続けてたら時間がなくなって、この試合の記事の最後の部分が薄くなってしまった事が悔やまれる。
慶太さんは何を書いても豊富なボキャブラリーで俺を褒めてくれて、最高の上司だった。最後まで俺みたいなゴミに敬語で喋り続けてたのも慶太さんの人格の良さなのかもしれない。
四日目
国別対抗戦。
日本勢のピックを追い続けてたんだけど、ラウンドが進む毎にそれぞれのキャラクターが浮き彫りになってきて、観戦してて面白かった。大礒鬼神、諸藤さん守護神、イチローなだめ役。
浅原さんとベスト8で戦ったヤソコン使ってた人はピック中荒々しい雰囲気だったけど、ピック後のインタビューでは面白い兄ちゃんだった。個人戦でベスト8に二人入ったチームで、残りの一人のイジメられ方が面白かった。どこの国だったか忘れたけど。
コメント
カバレッジは色々な制限があって、どうやって書いていいかわからないんです。僕はやっぱり日記キャラなんです。